いま、続々と増えているサブスクリプションサービス。「買う」「捨てる」が当たり前だったのは、これまでの時代。僕たちの働き方や生き方が多様化しているように、物の使い方も選べる時代になってきたみたいだ。
サブスクリプションとは
サブスクリプション(Subscliption)とは「定額制で利用できるサービス」のことで、よく「サブスク」と略される。そもそもの意味は「定期購読」や「予約購入」といったところ。現在では、モノ、サービス問わず、月や年単位で定額制で利用できるほとんどのものが「サブスクリプションサービス」と呼ばれている。例にもれず、このサイトでもそんな感じで使っている言葉だ。
上記の表はグーグルで「サブスク」と検索された回数の推移。こうやってデータで見ると、あらためて「サブスク」があたらしい言葉だということがわかる。
2019年の10月頃までは、検索された回数はほぼ0だ。
ミニマリストなんて言葉も出てきた通り、モノに執着する時代は終わりを告げた。「どんなサービスを受けられるのか」「どんな経験ができるのか」と、モノよりも体験の価値が高まっているのが現代だ。
買うことがステータスだった車も、リースやレンタルで済ませる時代が来てる。高級腕時計も月額制でレンタルだし、香水だって季節に合わせたおすすめの香りが月に1回送られてくる暮らしになった。サブスクリプションが、僕たちの生活をガラっと変えようとしている。
サブスクリプションサービスの特徴
サブスクリプションサービスの特徴をシンプルにまとめると、下記の2つに集約される。
- 月や年単位の定額制や従量制で利用する
- 物、サービスなど様々なジャンルがある
月額制や定額制で利用できるサービスは、いまや大抵のものが「サブスクリプションサービス」として説明されている。買い切るタイプが当たり前だったパッケージソフトも、いまやほとんどがサブスクリプションだ。
たとえば、画像編集の第一線のアドビのフォトショップや、ビジネスシーンでは欠かせない「マイクロソフト」のワードやエクセル。
たぶん使ったことがあるんじゃないかな?
もう知ってるかもしれないけれど、上記のソフトも今やほぼサブスクリプション型に移行してる。パッケージの販売もあるものの、クラウドで完結するサブスク型の方がはるかに便利につかえる。スケジュール管理ソフトだって、会計ソフトだってそう。サブスクリプションは、今やすっかり日常に溶け込んでいるサービスだ。
サブスクリプションとレンタルの違いは?
サブスクリプションとレンタルは、似てるけれどちょっと違う。
レンタルといえば、そのモノ一つひとつに値段が掛かるイメージだよね。でもサブスクは、あくまで「パッケージ」や「期間」に対してお金がかかるイメージなんだ。
DVDレンタルを考えてみてほしい。たとえばアルマゲドンのDVDを100円で2泊レンタルしたとする。もしもアルマゲドンを初日で見終わってしまったとしても、同じ金額で違うタイトル(例えばターミネーターとか)に変えることはできない。返却するだけだよね。
対してサブスクリプションは、たとえば月額1,000円で何作でも見放題なんてサービスが基本だ。1日でアルマゲドンを見終わったら、つづけてターミネーターを見てもいいし、バックトゥザフューチャーを見てもいい。
サブスクリプションサービスの方が、僕たちがより自由に利用できるようなイメージだ。
サブスクリプションサービスを利用するメリット
それだけ世間に溶け込んでいるということは、裏を返せばサブスクに大きなメリットがあるってこと。「月額制」という特性をもつサブスクリプションの利用メリットは、主に金銭面や利便性にあるようだ。
- 買い忘れを避けられる
- 1度の支払いが少額になる
- いらなくなればすぐに解約できる
買い忘れを避けられる
例えば歯ブラシのサブスクや香水のサブスク。いまはカミソリのサブスクだってある。もしかしたら、もう使ってるサービスがあるかもしれないね。
「定期的につかうものは、自動的に届いたらいいのに」
サブスクは、そんな僕たちのニーズを見事に満たしてくれた。いまはもう、わざわざ薬局にいくのは頭痛薬を買うときくらいだ。
1度の支払いが少額になる
例えばマイクロソフトのオフィスが良い例だ。エクセル単体ですら買い切りパッケージは15,000円もする。パソコンを組むときにワードとエクセルをプリインストールするのも、ちょっと悩む値段だ。
でもMicrosoft365というサブスクリプションサービスなら、ワードやエクセル、パワーポイントなどの主要な7種類のソフトがすべて入って月額1,284円からつかえる。昔から考えるとすごいことだ。
「やっぱり買った方が、長い目でみたら安いんじゃ?」と思うかもしれない。でもこういったソフトの場合は「定額で常に最新版が利用できる」ということもメリットだ。毎回の支払いが少額で済んで、常に最新版を使えるなら、選ぶ人が多くなるのもわかるんじゃないかな。
いらなくなればすぐに解約できる
パッケージソフトなら、使わなくなったらゴミになるだけだ。自然と忘れられて、PCのハードディスクを圧迫するだけの存在になる。なんとなく捨てにくくて、ベッドルームのクローゼットの奥で眠ってる服があるんじゃないかな?
でもこれがサブスクなら、解約したり返却すればOK。なにも損することがない。
腕時計だって、洋服だって、なんでもサブスクで使える時代だ。常に最新版が利用できて、いらなくなればすぐに解約できる。そんな気軽さも、身軽に生きたい現代の僕たちにとってのメリットだ。
代表的なサブスクリプションサービス例
サブスクリプションには、様々なジャンルのサービスがある。いくつか代表的なものを紹介して締めようと思う。
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サブスクリプションサービスで暮らしをもっと楽しく
お伝えしてきたように、サブスクは僕たちの暮らしを楽しく、軽やかにしてくれるサービスだ。
このサイト「サブスクピックス」は、スマホ1台で気軽に始められるサブスクサービスをたくさん紹介している。自分にぴったりなサブスクを選んで、今日からもっと快適な生活を始めていってほしい。
使い放題は、今はもうポケットの中に入る時代だ。